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仕事効率を上げるマインドマップの作成&自己分析への活用

マインド
Note with Mind Mapping on a desk.
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頭の中の整理やアイデア出しのためにマインドマップを使うことで、客観的に情報を整理できます。ただ、いきなり有料版を使うのは心理的なハードルが高いもの。

マインドマップは情報を整理するだけでなく、複数人で共同編集をする機能やタスク、メッセージを通知する機能などもあり、業務の中でも使えるツールです。

本記事では、

  • マインドマップの作成手順
  • マインドマップの活用法
  • ツール選定のポイント
  • 無料のマインドマップツール3選

などを解説しています。

まずは無料のツールから使ってみたいと思っている方は、本記事を参考に試してみてください。

この記事を書いた人
佐々木大輔

テクニカルサポート経験を活かして、IT系の記事を中心に活動するフリーランスライター。サラリーマンをしながら副業でライターを3年経験したあとに脱サラ。現在はWeb記事だけでなく、ホワイトペーパーや展示会資料などBtoBコンテンツの制作を行っている。

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マインドマップとは?

まずはマインドマップとはなにか、基本的なことを解説します。

マインドマップの基本概念

マインドマップは、アイデアや情報を効率的に整理し視覚化するツールです。 中心にメインとなるテーマを設定し、放射状に情報を展開することで、思考の流れを自然かつ直感的に捉えることができます。

例えば、キャリアプランを考える時には「キャリアプラン」を中心に置き、思い浮かんでくる「スキル」や「なりたい姿」、「働き方」などを枝分かれさせて表現し、アイデアの関連性や優先順位を視覚的に捉えることができます。

このようにマインドマップは、複雑な情報や思考を明確にし、創造的なアイデア発想を促進するツールとして重宝されています。

マインドマップの作成手順

次に実際のマインドマップ作成の手順をXMindを参考に解説します。

1.メインテーマを中心に記入

ビジネスアイデアやプロジェクトのゴールなどを中心に配置します。

2.メインブランチを記入

メインテーマから派生して考える必要がある「こと」や「もの」などを記入していきます。

マインドマップでは要素を繋げる線のことをブランチ(枝)といいます。メインブランチは中央から最初に伸びているブランチのことを指します。

3.サブブランチを記入

メインブランチからさらに派生した事柄を記入していきます。より具体的に情報を整理していくことができます。

4.矢印をつける

サブブランチ同士で関連性がある場合などに視覚的に理解しやすいように矢印や色をつけて表現します。

マインドマップの活用法

次にマインドマップを使った活用法をご紹介します。

アイデア出し

新しい商品や新しい事業のコンセプトなどを決める際のアイデア出しに活用できます。ブレインストーミングと組み合わせて、たとえくだらないようなものだったとしても、思いついたキーワードをすべて書き込んでいきます。チームでも同じように使えるため、会議や自己分析でも活用できます。

自己分析

自分のキャリアとしてどのような事業を進めていきたいか、どのような経験を積みたいかを考える際には自分の適性ややりたいこと、やりたくないこと、得意なこと、苦手なことを整理して進めていきます。例えば、「やりたいこと」をテーマにして気持ちを整理していき、事業アイデアの参考になる情報を出していけるかもしれません。

情報整理

新しいスキルを身につける際の学習の際には書籍やセミナーなどの情報は膨大で整理しきれないことがあります。マインドマップを使えば、インプットする情報を整理して効率よく学習することができます。例えば、書籍のタイトルを中心に配置して、各章の情報をメインブランチ、サブブランチにしてわかりやすく整理できます。

プレゼンテーション

マインドマップは中心のタイトルに対して、外側に向かって詳細になっていきます。言葉で長く話すだけではわかりにくいこともマインドマップとともに話すことで、理解しやすいプレゼンテーションになります。

マインドマップツール選定の重要ポイント

マインドマップツールを選ぶ際の2つのポイントを紹介します。

ツールの提供方法

1つ目は提供方法の違いがあります。

具体的には、

  • クラウド型
  • インストール型
  • アプリタイプ

があります。

クラウド型

クラウド型はPCにインストールすることなく、Webブラウザで開くだけですぐに利用できる方式です。自動的に保存される点と共同で編集できる点がメリットです。

インストール型

インストール型は手持ちのPCにインストールして利用する方式で、オンプレミス型と呼ばれることもあります。一度インストールすれば、インターネットに接続していないときでも利用できます。また、ファイルとして保存ができるので、PCを紛失してしまう場合や第三者に使われる以外での漏洩は防ぐことができます。

なお、インストールする端末の数に応じて課金が発生するライセンス方式が多いです。

アプリ型

アプリ型はスマートフォンアプリで利用できる方式です。スマートフォン専用アプリのものと、PCと同期できるものがあり、後者であれば拠点ではPCで作業し、外出先ではアプリで続きを作業することができます。

基本料金が無料のものが多く、マインドマップの保存数などの機能に応じて課金が発生します。

マインドマップツールの機能

次に機能面について紹介します。

リアルタイム共同編集

複数人で使うことが前提の場合、同じマインドマップツールを同時に編集できる機能が重宝されます。コメントを残しておける機能や編集履歴を辿ることができる機能は共同編集する上で有用です。

特にテレワークが働き方として定着してきたため、ツール選定の際に共同編集機能を重視することが選定のポイントになってきています。

プレゼンテーション機能

プレゼンテーション機能があれば、マインドマップで整理した情報をもとにスライド資料を作成することができます。ブランチの階層情報をもとに、アニメーションを付けたりと視覚的に伝わりやすい資料になります。

タスク管理

マインドマップを書き進めていくと、具体的なアクションプランまで落とし込む事ができます。その際にはどのアクションをいつまでに実行するかを決めていきます。マインドマップに一つ一つのタスクを管理する機能があれば、別途タスク管理ソフトの必要がなくなります。

外部システムとの連携

マインドマップツール選定の際には外部との連携機能もチェックしておくとよいでしょう。メモアプリと連携すれば、大量のマインドマップを検索したり、Microsoft WordやExcelと連携すれば、マインドマップを図として挿入したりすることができようになります。また、Slackなどのチャットツールと連携すると、マインドマップの管理権限を付与して共同で管理できるようになります。

多彩なファイル形式対応

マインドマップで作成したデータは様々なファイル形式でエクスポートすることができます。無料版では制限がされているものがありますが、有料版の多くは以下のファイル形式に対応しています。

  • PDF
  • HTML
  • PNG
  • Word
  • Excel
  • Text
  • PowerPoint

など。

無料マインドマップツール3選

最後に無料で使えるマインドマップツールを3つ紹介します。

  • Mindmeister
  • XMind
  • Miro

Mindmeister

MindMeisterは無料で3つまでマインドマップを作成できるツールです。全世界で1,400万人が利用しており、ブラウザでどこからでも編集できるクラウド型です。共同編集に必要な機能は一通り揃っており、タスク管理ツール「MeisterTask」と連携すればタスク管理としての機能をもたせる事ができます。

XMind

XMindは豊富なテンプレートを備え、ロジック図や組織図のような表現も簡単に作成できます。インストール型のツールであるため、作成ファイル数に制限がありません。また、有料版ではプレゼンテーション機能や画像の挿入、ファイルの添付などが可能になります。

ただし、共同編集機能はありません。

Miro

Miroは共同編集に強みのあるクラウド型のマインドマップツールです。無料版であっても、チャット機能やプレゼンテーション作成機能などが利用できます。また、メンバー数に関係なく利用できるのも良い点です。

有料版ではタイマーや投票機能、ビデオチャット機能などが利用でき、さらに共同編集がスムーズに行えるようになります。

まとめ

本記事ではマインドマップの選定ポイント、活用法、おすすめの無料ツールをご紹介しました。

情報の整理やアイデア出し、プレゼンテーションに課題のある方は無料のツールから使ってみてはいかがでしょうか。まずはXMindから使ってみて、スマホでも使いたいと思ったときにMindmeisterを使ってみることをおすすめします。