クラウドソーシングサイトとは、企業をはじめとする発注者と、副業者やフリーランス等の働きたい受注者を繋げるマッチングサイトです。
現在、収入アップのために、このクラウドソーシングを利用して仕事をしている方が、非常に増えている状況です。
しかし、普段、このクラウドソーシングを利用していない方にとっては、若干ハードルも高く、どのサイトなら安全に稼げるのか不安に思っている人も多いことでしょう。
そこで本記事では、複数のクラウドソーシングを使って月70万円以上を稼いだ経験のある私が、おすすめのクラウドソーシングサイトを紹介します。
さらに、初心者が稼ぐためのコツや注意点なども紹介するので、ぜひ参考にしてください。
おすすめの総合型クラウドソーシングサイト4選
クラウドソーシングサイトには、「総合型」と「特化型」があります。
総合型クラウドソーシングサイトには、さまざまな種類の仕事が多数掲載されています。
データ入力やアンケート回答など誰でもできる仕事も多くあり、どんな人でも挑戦できるのが総合型クラウドソーシングサイトの特徴です。
もちろん特殊なスキルが必要で、報酬の多い案件も掲載されています。
副業初心者やフリーランスになりたての方であれば、まずは総合型クラウドソーシングサイトに登録して、実績を積み上げるのがおすすめです。
そこで本記事では、おすすめの総合型クラウドソーシングサイトを4つ紹介します。
それぞれのサイトの特徴は、以下の表のとおりです。
サイト名 | クラウドワークス | ランサーズ | ココナラ | クラウディア |
---|---|---|---|---|
特徴 | ・シェアNo1の大手サイト ・仮払い制度あり ・仕事カテゴリー200種類以上 | ・ランクをあげると稼ぎやすい ・仮払い制度あり ・仕事カテゴリー350種類以上 | ・販売価格を自分で決められる ・出金額によっては振込手数料無料 ・仮払い制度あり | ・仮払い制度あり ・利用手数料が安め |
利用手数料 (税抜) | 5%~20% | 15% | 20% | 3%~15%(税込) |
振込手数料 | ・楽天銀行100円 ・その他500円 | ・楽天銀行110円 ・その他550円 | ・売上金額3,000円未満は160円 ・3,000円以上は無料 | 一律300円 |
おすすめな人 | 大手サイトで安心して働きたい人 | 豊富な仕事カテゴリーから案件を選びたい人 | 自分のスキルを自分で売りたい人 | 余計な手数料を払いたくない人 |
ひとつずつ詳しく解説していきます。
クラウドワークス:シェアNo1の大手サイト
クラウドワークスは、クラウドソーシングサイトのなかで国内シェアNo1の大手サイトです。
仕事の種類や数の多さ、サイトの機能面などさまざまな部分で人気があります。
さらに、業務開始前に発注者側がクラウドワークスに報酬を預ける「仮払い制度」があり、業務遂行後に報酬の未払いが発生しないため、初心者でも安心です。
なお、楽天銀行の口座を持っていない人は、売上を出金するときに振込手数料が1回あたり550円と高くなります。
あらかじめ楽天銀行の口座開設をしておくと、お得にクラウドワークスを利用可能です。
安心してクラウドソーシングサイトで仕事したい人や初心者全般におすすめできるのが、クラウドワークスです。
ランサーズ:仕事の種類が豊富
ランサーズは仕事の種類が350種類以上あり、自分に合った仕事を探しやすいクラウドソーシングサイトです。
また、ランサーズはクラウドワークスに次いで代表的なクラウドソーシングサイトなので、案件数も非常に豊富にあります。
多くの案件をカテゴリ別に細かく探し、自分に合ったものを細かく検索もできます。
さらに、アナリティクス機能が導入されており、目標金額を設定して、提案数や受注数などを分析できたりもします。
提案数に対して受注数が少なかったら、発注者への営業文を改善したり、実績を積み上げたりしたほうがよいなどの改善策を取れるのです。
豊富な仕事カテゴリーから仕事をピンポイントで選びたい人は、ランサーズが向いています。
ココナラ:販売価格を自由に決められる
ココナラは、個人のスキルを気軽に販売できるスキルマーケットです。
自分のスキルや得意なことを、自分が決めた価格で商品として販売することができます。
例えば、イラストレーターであれば、イラストを1枚3,000円で描く商品や、Webライターなら1文字1円で記事を制作する商品などを作り、ココナラ上で売ることが可能です。
さらに、有料のオプションを設定して、単価を上げることもできます。
出品形式を取っているため、一度商品を出してしまえば、こちらが動かなくても依頼がくる可能性がある点も大きなメリットとなります。
他のクラウドソーシングサイトの場合、こちらから営業文を毎回送らなければなかなか受注に結びつきにくいのですが、ココナラの場合は発注者側から連絡するシステムだからです。
ただし、ココナラは手数料が20%と非常に高い点には注意が必要です。
最初は低価格で出品するのも実績作りのための1つの手ですが、稼げなくて疲れてしまう可能性があります。
一旦、ココナラで商品を出しておき、同時並行で他のクラウドソーシングサイトで案件に応募するようにすると効率的に仕事を獲得できるでしょう。
Craudia:利用手数料が安い
Craudiaは、利用手数料が3%〜15%と安いことが特長のクラウドソーシングサイトです。
他のクラウドソーシングサイトは売上に対して最低でも5%、最大20%の利用手数料を設定しているなか、Craudiaは3%~15%と低い水準といえます。
利用手数料は収入に直結するので、できるだけ抑えるべきです。
また、クラウディア会員特典として、オンライン型学習サービスや顧問税理士の紹介サービスなどをお得に利用できます。
右も左もわからない初心者には嬉しい特典ばかりです。
一方、振込手数料が一律300円である点が、Craudiaのデメリットです。
特定の銀行や一定の金額以上の出金だと振込手数料が安くなるサイトがある中、手数料が優遇される金融機関がないのは残念な点といえます。
とはいえ、それ以上に利用手数料が低い恩恵は大きいです。
利用手数料を少しでも抑えて稼ぎたい人には、Craudiaをおすすめします。
【職種別】おすすめの特化型クラウドソーシングサイト
特化型クラウドソーシングサイトとは、特定の職種に重点を置いたクラウドソーシングサイトです。
例えば、「デザインに特化したスキルをもった人が受注できる案件ばかりを集めたクラウドソーシングサイト」といったイメージです。
高単価な案件を受注できるような特定のスキルを持つ人であれば、総合型より特化型のほうがよい仕事を探しやすく、稼ぎやすいといえます。
本記事では、以下の職種別に特化型クラウドソーシングサイトを計9つ紹介します。
・エンジニア
・デザイナー・イラストレーター
・Webライター
・専業主婦
エンジニア
エンジニアにおすすめな特化型クラウドソーシングサイトは、以下の3つです。
サイト名 | ポテパンフリーランス | レバテックフリーランス | ITプロパートナーズ |
---|---|---|---|
特徴 | ・専属の税理士やFPが税金や保険関連をサポート ・定期的なフォローがある ・ブランク期間を発生させない案件探しをしてくれる | ・言語や職種ごとの平均単価、昨年比較などの分析ができる ・参画者の企業への評価が見られる ・福利厚生パッケージでサポート | ・3,500件以上の案件 ・約60%の案件が週3日以内勤務 ・スタートアップ、ベンチャー案件が多い |
利用手数料 | 無料 | 無料 | - |
おすすめな人 | 業務以外のサポートもしてほしい人 | ・豊富な案件のなかから自分に合ったものを受注したい人 ・実際に案件に参画した人の評価を見て受注を検討したい人 | 短期間の案件を探したい人 |
それぞれの特徴を詳しく説明します。
ポテパンフリーランス:税金・保険関連など多方面の悩みに対応
ポテパンフリーランスは、専属の税理士やFPが税金・保険関連の悩みを解決してくれるのが特長です。
案件の獲得だけでなく、業務以外のサポートも同時に受けたい人にはおすすめです。
また、案件に参画後もフォローを実施してくれて、案件の継続や終了の意向も聞いてくれるため、受注者が仕事をしやすいように配慮をしてくれます。
ただし、デメリットは掲載している案件数が2024年10月時点で約960件と若干少な目な点です。
他のサイトでは2,000〜3,000件前後なので、本当に自分に合った仕事が見つからない可能性があります。
仕事の選択肢の豊富さより、働きやすさを重視したいなら、ポテパンフリーランスが適しているでしょう。
\業務外のサポートが充実/
レバテックフリーランス:案件数が豊富で収入が途切れにくい
レバテックフリーランスは、案件数が約2,500件と豊富なクラウドソーシングサイトです。
そのため、自分に合う仕事を見つけたい人におすすめできます。
また、レバテックフリーランスには案件の傾向を分析する機能があり、プログラミング言語や職種ごとの平均単価、追加案件数などの推移がわかります。
それらを基に、自分のスキルで稼げる収入の目安や今後もっと稼いでいくために必要なスキルなどを分析し、さらなる成長につなげられるのです。
さらに、過去の参画者による企業への評価も見られるため、業務の忙しさや勤務スタイルなど受注後の勤務イメージがわきやすいのも特徴となっています。
案件数も豊富であることもあり、自分と案件のミスマッチが起きにくく、収入が途切れにくいのです。
ただし、地方の案件はほとんどなく、検索できる都道府県は限られているのがデメリットとなっています。
豊富な選択肢から自分に合った仕事を吟味して受注したい人には、レバテックフリーランスがおすすめです。
\案件と収入が途切れにくい/
ITプロパートナーズ:短時間勤務の案件が多い
ITプロパートナーズは、週3日程度の短時間勤務の案件が多いのが特徴です。
全案件のうち、約60%が週3日以内の案件となっています。
また、地方の案件も掲載しているのも特徴です。
案件数は少ないながらも、地方で勤務する案件を検索できる唯一のサイトとなっています。
デメリットは、週5日勤務の案件数が少なく、長い時間働きたい人にとっては選択肢があまりない点です。
2024年9月時点で週5日勤務の案件は約800件しかありません。
副業として短時間勤務したい人やワークライフバランスを重視したい人にとっては、ITプロパートナーズが適しているでしょう。
デザイナー・イラストレーター
デザイナー・イラストレーターにおすすめの特化型クラウドソーシングサイトは、以下の2つです。
それぞれ説明します。
SKIMA:自作のイラストやキャラを販売できる
SKIMAは、自分で作ったデザインやイラストを販売できるのが特徴のクラウドソーシングサイトです。
また、デザインやイラストの制作依頼を受けて稼ぐこともできます。
スキマ時間や趣味で作った作品が売れるのは、デザイナーやイラストレーターにとって非常に嬉しい経験になるでしょう。
ただし、しっかりとクオリティの高い作品でないと売れにくいので、自身の作品の販売だけで稼ぎ続けるのはなかなか難しいです。
制作の代行で安定して稼ぎながら、自作のイラストやキャラも試しに販売していくとよいでしょう。
自信のある作品を持っていたり、試しに自分の作品を売ったりしてみたい人には、SKIMAが向いています。
タノムノ:手数料がかからない
タノムノは、手数料無料で使えるクラウドソーシングサイトです。
発生した報酬をすべて受け取れるので、効率よく稼げます。
ただし、タノムノには出品者と購入者のマッチング機能しかなく、契約前の仮払い制度のような報酬の未払いが発生しないようにする仕組みがありません。
また、決済機能もないため、報酬を受け取る際は購入者に口座情報や連絡先を教える必要があります。
少し安心感に欠ける点はありますが、タノムノではサイト外での連絡を認めている点はメリットとしても考えられます。
タノムノでの取引を境に、購入者と直接契約を結べれば、さらなる仕事の獲得や報酬のアップにつなげられる可能性があるのです。
手数料をかけずに仕事を受けたい人や直接契約の取引先を増やしたい人は、タノムノが向いているでしょう。
\手数料無料/
Webライター
Webライターにおすすめの特化型クラウドソーシングサイトは以下の2つです。
サイト名 | Shinobiライティング | REPO |
---|---|---|
特徴 | 案件をキープして執筆できる | ・記事の審査に最長2週間かかる ・記事が否認されてもフィードバックをもらえる |
利用手数料 | - | - |
振込手数料 | ・楽天銀行とPayPay銀行は無料 ・その他150円 | ・楽天銀行のみ無料 ・ドットマネーは交換手数料無料 |
おすすめな人 | 記事の執筆数を増やしたい人 | フィードバックがほしい人 |
ただし、上記はWebライター特化型のクラウドソーシングサイトではあるものの、報酬が低い案件が多いです。
あくまで初心者がWebライターの仕事を試しに受けてみたり、スキルアップの場として利用するのがよいでしょう。
Shinobiライティング:案件をキープできる
Shinobiライティングは、タスク形式で記事作成をすることができるのが特徴のクラウドソーシングサイトです。
タスク形式とは、応募文を送らずとも記事を書き始めて納品することができ、記事が承認されたら報酬が発生するシステムです。
また、募集されている案件にエントリーさえすればキープできるので、他の人にその案件を取られる心配がありません。
なお、制限時間内に納品しないと、他の人もエントリーできるようになります。
そのため、隙間時間に少ない文字数でも確実に記事を執筆して稼ぎたい人におすすめです。
デメリットは文字単価が低いことが挙げられます。
発注側の文字単価は、1文字1円と定められています。
Shinobiライティングは手数料について明記されていませんが、仲介手数料は引かれるため、文字単価は最高でも1円です。
報酬は低くても、Webライティングの仕事を一度やってみたい人には、Shinobiライティングがおすすめできます。
\案件をキープできる/
REPO:記事のフィードバックがもらえる
REPOもタスク形式のみの特化型クラウドソーシングサイトです。
案件の詳細を確認したらすぐに執筆に取りかかれるため、営業や契約の手間がかかりません。
また、案件数も豊富で、実際にREPOに登録して案件を確認したところ、70記事程度を一括で募集している案件がありました。
ただし、記事の納品後に最長2週間の審査があるため、すぐに報酬がほしい人には不向きです。
とはいえ、記事が否認された場合はフィードバックがもらえるため、自分のライティングスキルのアップにもつなげられます。
まだ初心者でWebライティングの仕事を確実に受けつつ、フィードバックをもらってスキルアップしたい人はREPOをおすすめします。
\フィードバックでスキルアップ/
専業主婦
特化型クラウドソーシングサイトのなかには、専業主婦向けのものがあります。
総合型クラウドソーシングサイトのように、さまざまな種類の案件があり、豊富な案件から自分に合う仕事を探すことが可能です。
企業側に専業主婦がメインターゲットと認知されているサイトであるため、時間に融通が利いて、柔軟な働き方ができる案件がそろっています。
シュフティ:案件数が約9,000件と豊富
シュフティは案件数が約9,000件あり、豊富な案件から自分に合った仕事を選べます。
また、案件の検索機能において、カテゴリだけでなく、タグで検索できるのも特徴です。
例えば、「作業時間10分以内」というタグで案件を検索でき、家事や育児で忙しい主婦でもできる仕事を探せます。
会員登録しなくても案件の一覧が見られるため、どのような案件があるか確認してみるとよいでしょう。
ただし、報酬は1件あたり数十円~数千円とあまり高くありません。
あくまで隙間時間のお小遣い稼ぎと割り切って利用するのをおすすめします。
\隙間時間で稼げる案件が豊富/
ママワークス:手数料無料で利用できる
ママワークスは利用手数料が無料のクラウドソーシングサイトです。
企業と働きたい主婦をつなぐマッチングサイト機能のみに注力しているため、利用手数料がかかりません。
また、会員登録後にオンライン講座を無料で受講できたり、カウンセリングや案件紹介をしてもらえたりと、専業主婦が安心して仕事をするためのサポートが整っています。
雇用形態は業務委託だけでなく、正社員やアルバイトなどとして働くことも可能です。
ただし、決済機能が用意されていない点がデメリットで、報酬は企業から直接受け取ることになるため、未払いが発生するリスクは多少あります。
加えて、掲載案件は約1,000件程度と、約9,000件のシュフティと比べると案件数が少ないです。
手数料を抑えつつ、サポートを受けながら仕事をして稼ぎたい専業主婦に、ママワークスはおすすめできます。
\手数料無料で利用できる/
クラウドソーシングサイトを選ぶときのポイント
クラウドソーシングサイトを選ぶときは、以下のポイントを確認しましょう。
・総合型か特化型のどちらをメインにするか決める
・仮払い制度があるか確認する
・利用手数料やサポート体制を確認する
・案件数の多さを確認する
・複数のサービスをお試しで利用してみる
上記のポイントを確認すれば、自分に合ったサイトを見つけやすくなります。
総合型か特化型のどちらをメインにするか決める
自分のスキルや経験を鑑みて、総合型と特化型のどちらのクラウドソーシングサイトをメインで使うべきか見極めましょう。
どちらか一方しか使えないというルールはないので、どちらも登録しておくと応募できる案件数が増えるのでおすすめです。
とはいえ、すべてのサイトを調べていたら、時間がかかるうえ、応募する案件に迷いすぎて結局なにもしないということにもなりかねません。
そのため総合型と特化型のどちらのクラウドソーシングサイトをメインで活動するべきか決めておくと効率的です。
得意分野がある場合は高単価な案件を見つけやすい特化型、さまざまな分野に挑戦したい人やたくさんの仕事に応募したい人は総合型をメインで使うのをおすすめします。
特に初心者の場合は、仕事の種類や数が多い総合型を使うべきです。
それから実績や得意分野を確立していき、特化型のサイトも活用して単価を上げていくとよいでしょう。
仮払い制度があるか確認する
クラウドソーシングサイトに仮払い制度があるかどうか確認しましょう。
仮払い制度とは、受注者が仕事に取りかかる前に発注者が報酬を先にクラウドソーシングサイト側に預ける制度です。
仮払い制度があることで、納品後に発注者から報酬が支払われないトラブルを防げます。
クラウドワークスやCraudiaをはじめとして、たいていのクラウドソーシングサイトには仮払い制度が設定されています。
とはいえ、仮払い制度がない場合もあるため、利用前に必ず確認しておきましょう。
利用手数料やサポート体制を確認する
手数料やサポート体制を、事前に確認しましょう。
特に利用手数料が高すぎると、受け取れる報酬が少なくなってしまいます。
多くのクラウドソーシングサイトでは、売上に対して15〜20%程度の手数料がかかります。
つまり、10,000円の売上を得たら、1,500〜2,000円は手数料として取られてしまうのです。
手残りを少しでも増やすためにも、利用手数料は低いほうがよいです。
また、頻繁に報酬を出金したい人は、振込手数料も確認しましょう。
振込手数料が高いクラウドソーシングサイトだと、その分だけ手残りが減ってしまいます。
なお、報酬を出金するタイミングを少なくすれば、振込手数料を抑えられます。
また、サポート体制が充実しているかどうかも重要です。
トラブルが発生したときに十分なサポート体制がないと、自分自身で対応しないといけなくなります。
初心者のうちはトラブルが起きたら焦ってしまいがちなので、サポート体制が整っているか忘れずに確認しましょう。
案件数の多さを確認する
クラウドソーシングサイトの案件数の多さをあらかじめ確認しましょう。
特に初心者の場合、案件数が多ければ応募できる数も増えるので、仕事を取れる可能性が高まります。
ただし、案件数が多くても、低単価のものばかりでは頑張っても稼げません。
高単価な案件もしっかり掲載されており、それらをスムーズに検索できるシステムがあるクラウドソーシングサイトだとよいでしょう。
案件数は実際にクラウドソーシングサイトに登録すれば見ることができます。
気になるサイトに登録してみて、案件数を比較してみるのがおすすめです。
複数のサービスをお試しで利用してみる
ここまでのクラウドソーシングサイトを選ぶポイントを基に、いくつかよさそうなサイトを選んだら、お試しで登録して利用してみましょう。
実際に登録してみないと、サイトの使いやすさや案件の質、量などが確認できないためです。
それらを実際に見て比較し、メインで使うクラウドソーシングサイトを決定すれば、自分に合ったサイトを選べます。
登録するだけなら無料なので、リスクはありません。
多少の手間はかかりますが、一度お試し利用してみるのをおすすめします。
クラウドソーシングのメリット
クラウドソーシングの主なメリットは以下のとおりです。
・時間に縛られない柔軟な働き方ができる
・仕事量を自分で決められる
・人間関係の悩みが少なくなる
・初心者・未経験者でもお小遣い程度は稼げる
・未経験分野でも挑戦できる
クラウドソーシングは収入を増やせる以外にも、さまざまなメリットがあります。
時間に縛られない柔軟な働き方ができる
クラウドソーシングで受けられる仕事の大半は、時間に縛られない柔軟な働き方ができます。
会社と異なり出勤する必要がないうえ、いつどこで働いても基本的に自由だからです。
好きな時間に起きて仕事をしたり、気分転換にカフェや図書館などで作業したりできます。
副業で取り組む方なら、通勤や休憩時間中を有効活用して稼ぐことも可能です。
また、本業で取り組む方であれば、外に人が多い休日は仕事して、平日に休みを満喫することができます。
このように自由度が高い反面、仕事の進捗はすべて自分で管理する必要があります。
自己管理がうまくないと、発注者に迷惑をかけて稼げないだけでなく、サイト内の評価も悪くなってしまうので注意してください。
仕事量を自分で決められる
仕事量を自分で決められるのは、クラウドソーシングの魅力です。
プライベートや本業の状況に合わせて、仕事量を調整できます。
高収入を得るために忙しく働くのも、家族との時間や趣味を優先してゆったり働くのも自由です。
会社員の場合、歩合制でない限り頑張ってもなかなか給料はあがりません。
しかし、クラウドソーシングでの仕事は、やればやるだけ稼げるので、すぐに収入をアップできます。
プライベートを侵害しない範囲で副業したい人にとっても、今の収入を大幅にアップさせたい人にとっても、クラウドソーシングサイトは非常におすすめです。
人間関係の悩みが少なくなる
クラウドソーシングで稼げるようになれば、人間関係の悩みが少なくなります。
発注者とのやり取りはサイト内のメッセージがほとんどで、人との関わりがあまりないからです。
会社員の場合は、組織で働かなければいけないため、人との関わりはなかなか切り離せません。
最悪、苦手な人とチームが一緒になって人間関係がギクシャクし、仕事がしづらいというケースもあるでしょう。
しかし、クラウドソーシングでの仕事の場合、苦手な人なら契約を途中終了して関わらないようにすることができます。
業務以外の付き合いはほとんど発生しないため、会社員時代と比べると人間関係は楽になるでしょう。
初心者・未経験者でもお小遣い程度は稼げる
クラウドソーシングは初心者・未経験者でも、お小遣い程度であれば簡単に稼げます。
例えば、データ入力やアンケート回答などは特別なスキルがなくてもこなせます。
それらの仕事でも、数千円程度は稼ぐことが可能です。
隙間時間を活用してお金を稼ぎたい人にとっても、クラウドソーシングサイトは非常に便利です。
未経験分野でも挑戦できる
クラウドソーシングを活用して、未経験分野に挑戦することができます。
会社員の場合は、業種や配属先で業務が基本的に固定化されてしまいます。
しかし、クラウドソーシングを利用すれば、勤務先では経験できないような仕事ができる可能性があるのです。
実はクラウドソーシングサイトには、報酬は低く設定されているものの、初心者でも応募してよいとしている案件がよく掲載されています。
そういった案件に応募して受注できれば、スキルアップやキャリアチェンジにつなげられるかもしれません。
また、発注先も初心者に発注していることをわかっているため、比較的細かく業務のやり方を教えてくれます。
発注先にとっては、費用を抑えられるうえ、将来的に業務に慣れてくれるかもしれないので、初心者に発注するメリットは十分にあるのです。
別分野の仕事をやってみたい人にとっても、クラウドソーシングサイトには魅力があります。
クラウドソーシングのデメリット
クラウドソーシングには、以下のようなデメリットがあります。
・収入が不安定
・発注者との意思疎通が難しい
・手数料が発生する
・トラブルが発生したり悪質な発注者と出くわしたりしても基本的に自己責任
・孤独な労働環境で不安になりやすい
クラウドソーシングは簡単に仕事ができると思われがちですが、仕事が取れるか否かや稼げるか否かは、すべて自己責任です。
そのためしっかりとデメリットを知ってから、取り組むことをおすすめします。
収入が不安定
クラウドソーシングは、収入が不安定になりがちな点が大きなデメリットです。
実際に2013年の中小企業庁の調査では「クラウドソーシングを利用する上での課題」として、7割以上の人が「仕事単価の低さ」を課題としています。
また、受注額の平均は多くが5,000円未満とあまり高くないのが現状です。
特に非事業者のうち、約7割の人は5,000円未満の報酬しか受け取っていません。
本業として取り組むのはもちろん、副業でもクラウドソーシングを使って安定して大きく稼ぐのが難しいと分かります。
また、日本政策金融公庫の調査によると、クラウドソーシング上の発注先が個人のみの企業の予算は半数以上が50,000円未満です。
つまり、個人に発注する企業はそもそも予算が少ないため、必然的に受注者側の収入も低くなってしまっていると考えられるのです。
以上のデータから、クラウドソーシングで安定して十分に稼ぐのは簡単ではないことが分かります。
とはいえ、私は実際にクラウドソーシングで月70万円以上を稼いだ経験があります。
それには確かなコツがあるので、気になる人は本記事で触れているのでぜひ参考にしてください。
発注者との意思疎通が難しい
クラウドソーシングでは、発注者との意思疎通が難しい場合があります。
発注者とのやり取りは、サイト内のメッセージのみであることがほとんどだからです。
クラウドソーシングでの仕事は、基本的にオンラインの打ち合わせすらほとんどありません。
そのため、発注者と顔を合わせることはまずないと考えて大丈夫です。
しかし、文面だけのやり取りになってしまうからこそ、細かいニュアンスが伝わらなくて意思疎通が難しいことがあります。
互いの認識相違で、うまく発注者の意図を汲みとれず作業がやり直しになる場合があるのです。
あらかじめ疑問点は細かく発注者に質問しつつ、不安であれば自ら打ち合わせを申し出てもよいでしょう。
むしろその積極性が発注者によい印象を与え、さらなる仕事の受注につながる可能性があります。
手数料が発生する
クラウドソーシングサイトの利用には、以下の2つの手数料がかかるのが一般的です。
・利用手数料:仕事の売上金額から一定の割合で取られる手数料
・振込手数料:売上金を出金するときに発生する手数料
どちらも収入に直結する手数料なので、それぞれ解説します。
なお、手数料がかからないサイトも存在します。
利用手数料
利用手数料は、クラウドソーシングサイト経由で得た仕事の売上金額から一定の割合で取られるものです。
利用手数料はおおよそ15%前後となっており、サイトによっては売上金額に応じて安くなったり、高くなったり変動します。
仮に利用手数料が15%のクラウドソーシングサイトで10万円の売上をあげた場合、そのうち15,000円は手数料として引かれ、85,000円を受け取ることになるのです。
利用手数料が高いと、収入が大幅に減ってしまうので、あまり高すぎないところをメインに利用するとよいでしょう。
振込手数料
振込手数料は、報酬の出金時にかかる一定金額の手数料です。
一般的に300〜500円前後が目安となっています。
なお、特定の銀行への振込の場合は、手数料を安くしているサイトがあるので、あらかじめ確認しておくとよいでしょう。
その銀行口座を開設して振込先口座に設定するのもよいですが、そもそも出金回数を減らすのが最も振込手数料を抑えるコツです。
報酬を得る度や毎週など頻繫に出金するのではなく、毎月や数ヶ月に1回など出金回数をなるべく少なくするのを意識しましょう。
トラブルが発生したり悪質な発注者と出くわしたりしても基本的に自己責任
クラウドソーシングで発注者とトラブルが発生したり、悪質な発注者に出くわしたりしても、基本的には自己責任で対応する必要があります。
最悪の場合、お金をかけて第三者機関に相談することになります。
発注者とのトラブルの例を挙げると、報酬が一向に支払われなかったり、いきなり音信不通になったりなどです。
他にも、ねずみ講やマルチ商法などの不正行為に加担させられるトラブルもあります。
トラブルを未然に防ぐには、仮払いされてから業務に取りかかったり、契約内容や発注者の評価をよく確認したりすることが重要です。
他にも、プロフィール情報を詳細に記載しているか否かも、悪質でない発注者を探すポイントです。
もし悪質な発注者に出くわしたら、途中で契約終了をしましょう。
ただし、連絡なしでいきなりキャンセルするのではなく、発注者に契約を終了したい旨のメッセージをまずは送ってください。
連絡なく契約終了のリクエストをすると、承諾されても発注者から低評価をもらってしまう可能性があります。
低評価があると、今後の仕事の獲得に悪影響を及ぼすので、波風立てずに逃げましょう。
孤独な労働環境で不安になりやすい
クラウドソーシングは、孤独な労働環境になりやすいため、不安を覚える方がいます。
基本的には発注者とのチャット上でのやり取りしかなく、人と顔を合わせる機会がほとんどなくなるためです。
人間関係のストレスから抜け出したくて、クラウドソーシングサイトを使って会社から独立したにもかかわらず、今度は人間関係がなさすぎて挫折してしまう可能性があります。
1人で黙々と仕事を続けるのが苦ではない人なら問題ありません。
そうでないなら、近い職種や年代のコミュニティに参加して、自ら人との関わりを作りにいきましょう。
クラウドソーシングが向いている人
クラウドソーシングに向いている人は、以下のとおりです。
・時間や場所に囚われすぎない働き方をしたい人
・さまざまな分野の仕事に挑戦したい人
・独立前に経験や実績を積みたい人
・副業で稼ぎたい人
・ビジネス初心者・未経験の人
これらに当てはまる人は、クラウドソーシングサイトの利用が向いている可能性があるため、本記事で紹介したサイトに登録して仕事に応募してみましょう。
時間や場所に囚われすぎない働き方をしたい人
時間や場所に囚われすぎない働き方をしたい人は、クラウドソーシングの利用が向いています。
クラウドソーシング経由で得られる仕事は、いつ・どこで働くかは基本的に自由です。
昼ごろに起きてお気に入りのカフェで仕事をしたり、海外旅行をしながら働いたりすることもできます。
ただし、完全に自由というわけではありません。
業務の期日があれば、それまでに仕事をしなくてはいけませんし、撮影や取材などオフラインの仕事が必要な場合は働く場所の自由はないです。
とはいえ、会社員のように定時やオフィスへの出社はないので、時間や場所の自由度が高いのは事実といえます。
さまざまな分野の仕事に挑戦したい人
さまざまな分野の仕事に挑戦したい人は、クラウドソーシングが向いているでしょう。
特に総合型クラウドソーシングには、仕事カテゴリーが多くあり、今の会社ではなかなか経験できないものも多くあるからです。
記事制作や動画編集、プログラミングやデザインなどに加えて、翻訳や経理、講師など多種多様な仕事があります。
新たな仕事をすることで、スキルアップや本業の昇給に活かせる経験ができるかもしれません。
さらに、自分に合うようであれば、本業以上に稼げる可能性も十分あります。
独立前に経験や実績を積みたい人
会社から独立する前に経験や実績を積みたい人には、クラウドソーシングはおすすめです。
確実に収入を得られるかどうか分からないうちに本業を辞めるのは、リスクがあります。
そのためクラウドソーシングを使って、独立前に自分がどれだけ稼げるか腕試しすることが可能です。
クラウドソーシングで問題なく稼げるなら、直接営業をすれば手数料のかからない直案件を受注できる可能性が大いにあります。
そうなれば、会社から独立後も仕事に困ることはまずないでしょう。
副業で稼ぎたい人
本業を続けながら副業で稼ぎたい人にも、クラウドソーシングは向いています。
隙間時間でもできる仕事が多く揃っているからです。
例えば、データ入力やアンケート回答などの仕事は、特殊なスキルは必要ありません。
本業に加えて、少しの副収入をすぐに得たい人にとっても、クラウドソーシングは非常に便利です。
ビジネス初心者・未経験の人
ビジネス初心者・未経験者であれば、まずクラウドソーシングで仕事を受けてみるのがおすすめです。
初心者・未経験者でも問題ないとしている仕事はたくさんあるためです。
そこから発注者とつながりを作ったり、スキルアップをしたりすれば、より多くの売上をあげられます。
はじめは初心者向けで低単価の仕事しか受注できないかもしれませんが、その仕事を通して、新たな事業のアイデアを思いつくことだってあります。
実際に私は記事作成の仕事をいただいていた方が、動画も作りたいと言っていたので、動画台本の作り方を学んで新規のお仕事をいただくことに成功しました。
まずはクラウドソーシングで仕事をもらって、自分のビジネスをスタートさせるのもよいでしょう。
クラウドソーシングが向いていない人
逆にクラウドソーシングが向いていない人は、以下のとおりです。
・安定収入を求めている人
・早く高収入を得たい人
・自己管理ができない人
クラウドソーシングが自分に合わなくて、時間を無駄にしてしまわないようにそれぞれ説明します。
安定収入を求めている人
安定収入を求めている人には、クラウドソーシングは向いていません。
クラウドソーシングを始めてから、すぐに収入を得るのは難しいうえ、安定して仕事をもらえるとは限らないからです。
働いていないときは報酬が発生しないのはもちろん、そもそも自ら仕事に応募して営業しなければ仕事は得られません。
よい発注者と信頼関係を構築できれば、仕事が途切れる心配はなくなりますが、それまでは収入が大きく上下する可能性があります。
本業としてクラウドソーシングで仕事をしていくなら、しばらくは収入があまりなくても生活していけるだけの貯蓄を用意しておくとよいでしょう。
早く高収入を得たい人
クラウドソーシングのみで、早く高収入を得るのはなかなか難しいです。
なぜならクラウドソーシングの仕事は誰でも応募できるため、報酬が低めなものが多いからです。
さらに、売上金額に対して利用手数料が差し引かれるため、思ったよりも手残りが少ないと感じることがよくあります。
クラウドソーシングで高収入を得るには、特定のスキルと確かな実績を作り、高単価な案件の受注が必要です。
そのため早く高収入を得て会社員の給料を超えるのは、簡単ではありません。
とはいえ、高単価な案件が受注できるようになれば、収入が急増することは十分ありえます。
自己管理ができない人
自己管理ができない人は、クラウドソーシングは向いていません。
クラウドソーシングは初心者でもできる仕事が多くあるとはいえ、雑にやってよいわけではありません。
しっかりと期日までに発注者の要望に沿った業務をする必要があります。
体調や仕事の進捗管理などができないと、発注者に迷惑をかけるうえ、稼げないおそれがあります。
ついだらだらと過ごしてしまう人は、クラウドソーシングで稼ぎ続けるのは難しいでしょう。
クラウドソーシングで稼ぐコツ
クラウドソーシングで初心者が稼ぐコツは多くありますが、特に以下のポイントが重要です。
・魅力的なプロフィールを作成する
・簡単な案件にたくさん応募して実績を積む
・社会人として当たり前のことを怠らない
・実績を紹介するポートフォリオを作る
・専門分野・得意分野を作る
・さらなるスキルアップを怠らない
・相手の期待以上の働きを続けて単価交渉する
・今より報酬が高い仕事にも積極的に応募する
決してセンスや特別なスキルが必要ではありません。
上記を実践していけば、仕事を受けられるようになるだけでなく、報酬を少しずつ上げていくことも可能です。
魅力的なプロフィールを作成する
まずは完成度の高いプロフィールを作成しましょう。
プロフィールは、受注が決まるか否かに大きく影響します。
仮に自分が発注者だったとして、雑でほとんど情報のないプロフィールの人に仕事を任せようとは思わないでしょう。
そのため、最低限として以下の事項は記載しましょう。
・経歴
・得意分野
・対応範囲
・業務時間
・意気込み
クラウドソーシングサイトのなかには、プロフィールのテンプレートを用意しているものがあります。
それらも活用して、魅力的なプロフィール文を作成しましょう。
簡単な案件にたくさん応募して実績を積む
はじめのうちは簡単な案件にたくさん応募して、実績を積みましょう。
特に初心者のうちは、相場以上の報酬の案件に通ることはなかなかありません。
実績や経験がない初心者に、発注者は仕事を任せようとは思わない可能性が高いからです。
そのためまずは簡単だったり、初心者向けだったりする案件に応募して、業務経験とクラウドソーシングサイト内の高評価を集めましょう。
それができたら、相場以上の案件にも応募していき、次第に収入を上げていきましょう
社会人として当たり前のことを怠らない
仕事を受注したら、たとえ相場より低い報酬の案件だとしても、以下のような社会人として当たり前のことを怠らないようにしましょう。
・納期に遅れない
・早めに報・連・相をする
・自己管理をする
納期に遅れてしまうと、発注者の業務全体を遅らせて迷惑をかけてしまいます。
しっかりと業務を遂行し終えても低評価をもらってしまったり、最悪の場合は訴訟にも発展しかねなかったりするので遅れないようにしましょう。
もし病気やケガなどで業務ができなくなった場合は、すぐに発注者へ連絡をしてください。
また、そのようなトラブルがないように、早めの報連相と日常的な自己管理は怠らないようにしましょう。
一見、誰でもできるようなことですが、経験上、実はクラウドソーシング上の受注者は社会人として基本的なことが怪しい人を見かける傾向にあります。
よって、それらが当たり前のようにできるだけでも、多くの発注者から重宝されます。
実績を紹介するポートフォリオを作る
仕事を受注して実績を積めてきたら、ポートフォリオを作成し、プロフィールや応募文に記載するようにしましょう。
ポートフォリオとは、今までの実績をまとめて掲載している資料のことです。
例えば、Webライターであれば自身のブログや今まで書いた記事をまとめたページをポートフォリオとすることが多くあります。
動画編集者であれば自身のYouTubeチャンネルや制作した動画、エンジニアであれば開発したツールやアプリなどです。
応募文やプロフィールも発注者が発注を決める大事な要素であるとともに、ポートフォリオに豊富な実績が載っているかどうかも判断基準にします。
むしろ実績が全くない人には、なかなか高い報酬の仕事は任せられません。
よって、どのような実績があるのか一目で分かるようにまとめて、応募時にアピールしましょう。
魅力的な実績があれば、高い報酬の仕事を受けられて、一気に収入が上がる可能性があります。
専門分野・得意分野を作る
専門分野・得意分野を作ると、仕事を獲得できる確率や単価を上げられて、クラウドソーシングで稼ぎやすくなります。
例えば、Webライティングの仕事をしていく場合、ただWebライターと名乗るのではなく、美容特化Webライターや転職特化Webライターとして活動するなどです。
もし美容系の記事執筆をお願いしたい発注者がいたとして、ただのWebライターと美容特化Webライターがいたら、後者に仕事をお願いしたくなる可能性が高いです。
また、専門性があって希少価値が高いと判断されるため、大きな報酬を支払ってでも仕事をお願いしたいと思ってもらえます。
さらに、知見がある分野である分、全く未経験の分野よりも効率よく業務を進行できるため稼ぎやすいです。
ただし、分野を狭めてしまう影響で、応募できる仕事の幅が少なくなってしまうのはデメリットといえます。
専門分野や得意分野の仕事をメインに受けながら、未経験分野にも挑戦して、仕事の幅を広げていくのがよいでしょう。
自分の専門分野や得意分野がわからないという方は、自身の経験を振り返ってみると見つかりやすいです。
例えば、前職や今の本業の業務内容や業界を専門分野とすることができます。
美容系の会社の経理担当をしているとしたら、経理関係のジャンルが専門分野といえますし、美容業界の会社に所属していることから美容関係が得意分野といえるでしょう。
他にも、趣味や学生時代の経験を基に、専門分野・得意分野を作ることも可能です。
さらなるスキルアップを怠らない
クラウドソーシングで稼ぎ続けたいなら、常にスキルアップを目指すことが不可欠です。
スキルアップしないままでいると、同じレベルの人が増えてしまって仕事が獲得しづらくなり、段々と稼げなくなります。
スキルアップの例としては、エンジニアであれば扱えるプログラミング言語を増やすことが挙げられます。
定期的に勉強時間を確保して、新たなスキルを得られるように読書や講座の受講をしたり、未経験の仕事を受けたりしてみましょう。
相手の期待以上の働きを続けて単価交渉する
クラウドソーシングで大きく稼ぐためには、相手の期待以上の働きを続けて単価交渉をするのがコツです。
クラウドソーシングで得られる仕事は相場より安めである可能性が高いので、自ら報酬を上げてくれるように働きかけることが大切になります。
実際に企業がクラウドソーシングで仕事を発注するメリットは、「通常の外注よりも安価にすむことが多い」という回答が最も多いです。
そのためクラウドソーシングから受けられる仕事は、相場以下の報酬になる可能性が高いといえます。
また、外注費用が安く済むのを理由にしていることから、発注者側から報酬を上げる提案をしてくるのはあまりありません。
よって、自ら積極的に交渉していく必要があります。
しかし、相手からの信頼を得ていないうちに交渉をしても、発注者からすると心象があまりよくありません。
まずは相手の期待以上の働きを続け、信頼を得てから交渉するようにしましょう。
優秀な人だと思われていれば、発注者は報酬を上げてでも仕事を続けてほしいと考え、交渉が通りやすくなります。
経験上、単価交渉をするタイミングの目安は、相手からフィードバックがほぼなくなったタイミングがよいです。
フィードバックをしなくても問題ない人材は、発注者にとって非常に貴重なので、多少の報酬アップは受けていれてくれる可能性があります。
今より報酬が高い仕事にも積極的に応募する
初心者のときに受けた仕事は報酬が相場より低いものが多く、なかなか収入が上がらなくて苦しくなりがちです。
そのため仕事を問題なくこなせるスキルと実績がついたら、積極的に今より報酬が高い仕事に応募しましょう。
実績とスキルが証明できれば、報酬が高い仕事も受けられる可能性は十分あります。
もしその仕事を受けられたら、現在受けている報酬が低い案件の発注者に対して、単価交渉や取引の中断を提案しましょう。
すると、より効率よく稼いでいくことができます。
クラウドソーシングで稼げない人の特徴
クラウドソーシングで稼げない人には、以下のような特徴があります。
・プロフィールの内容が乏しく実績が少ない
・応募文の質が低い
・評価や口コミが悪い
上記に当てはまっていると、いつまで経ってもクラウドソーシングで稼げない可能性があるのでそれぞれ解説します。
プロフィールの内容が乏しく実績が少ない
プロフィールの内容が乏しいかつ実績が少ないと、クラウドソーシングでは稼ぎにくいです。
通常、発注者が仕事を任せる相手を決める際は、応募文だけでなく相手のプロフィールも確認します。
相手の評価や口コミが問題ないか見るのはもちろん、プロフィールの情報を見て、仕事を任せるに値するスキルと経験があるか確認するためです。
よって、プロフィールの内容が乏しいと、充実している人と比べられたときに仕事を任せてもらえなくなってしまう可能性が高くなります。
例えば、自分が動画編集の仕事を依頼する発注者の立場だとして、以下のAさんとBさんのプロフィールを見たときに、どちらに仕事を依頼したいと思うでしょうか。
Aさん
はじめまして。動画編集をしています。よろしくお願いします。
Bさん
プロフィールをご覧いただき、ありがとうございます!
動画編集をしている○○と申します。
以下に経歴や実績などを記載しておりますので、ぜひご覧ください。
【経歴】
○○大学卒業
○○に就職
○年に動画編集の副業を開始
【実績】
動画再生○○回
「○○チャンネル」を運営中
【稼働時間】
平日9時~18時
連絡はいつでも返信します。
どうぞよろしくお願いします。
ほとんどの人がBさんを選ぶでしょう。
経歴が分かればどんな人かイメージしやすくて安心感につながりますし、実績がわかれば仕事を任せるに値するスキルがあるか判断できます。
仕事に応募し始める前に、まずはプロフィールを充実させましょう。
また、新たなスキルを得たり、実績ができたりしたら、随時プロフィールを更新するようにしましょう。
応募文の質が低い
プロフィール同様、質の低い応募文を送っている場合も、クラウドソーシングで稼げない大きな原因となります。
発注者はたくさんの人から送られてくる応募文を見て、誰に発注するか決めるため、仕事を受けられるか否かに大きく直結するのです。
経歴や強み、意気込みなど詳しく記載して応募しましょう。
特に発注者が記載している募集文に、応募条件や応募文の指定がないか必ず確認してください。
例えば、募集文のなかに、特定の質問項目が記載されていることがたまにあります。
それらの質問項目に応募文で回答していないと、まず発注はされません。
あらかじめ応募文のテンプレートを作っておき、応募の度に募集文の内容にあわせて少しカスタマイズして送るのがおすすめです。
クラウドソーシングサイトのなかには、応募文のテンプレートを用意しているものがあるので、それを活用するのもよいでしょう。
評価や口コミが悪い
評価や口コミが悪いと、発注者から仕事をもらいにくくなって稼ぎづらくなります。
発注者は評価や口コミも見たうえで、仕事を依頼する相手を決めるからです。
例えば、「納期に遅れた」や「納品はされたが途中連絡がつかなくなった」などの口コミがついていたら、発注者の立場からすると仕事を任せるのは不安になってしまいます。
いかに魅力的な応募文を送ったとしても、評価や口コミが悪ければ、それだけで発注が見送られることは多々あります。
低評価や悪い口コミがつけられないよう、受注した仕事は丁寧にこなしましょう。
むしろ高評価やよい口コミがつけば、条件のよい仕事を任せてもらいやすくなります。
なお、発注者の操作ミスで低評価がついてしまうこともあるので、評価の段階まで業務が進んだら、できれば高評価をしてほしい旨を念のため伝えるとよいでしょう。
初心者でもクラウドソーシングで稼ぎやすい仕事
クラウドソーシングで仕事を受けてみようと思っても、初心者だとどんな仕事ができるのか悩む方もいるでしょう。
初心者でもクラウドソーシングで稼ぎやすい仕事は、主に以下のとおりです。
・アンケート回答
・データ入力
・文字起こし・テープ起こし
・Webライティング
・動画編集
Webライティングと動画編集は多少の勉強が必要ですが、決して才能がないとできないわけではなく、初心者からでも十分に仕事を受けられます。
アンケート回答
指定のアンケートに回答して、報酬をいただく仕事です。
発注者からのアンケートに答えるだけなので、特別なスキルがなくてもできます。
報酬の目安は1件あたり数十円ほどです。
報酬はかなり安いので、隙間時間を使ったお小遣い稼ぎにはおすすめできます。
また、クラウドソーシングサイト内の高評価を集めるために、アンケート回答の仕事をとりあえず受けるのもよいでしょう。
ただし、低単価のためアンケート回答だけで十分稼ぐのは難しいでしょう。
データ入力
データ入力は、一定の条件に沿って企業のリストアップや商品のリサーチをする仕事です。
特定の業種の公式サイトのURL・住所・連絡先などを打ち込んだり、一定数以上のフォロワーがいるSNSアカウントの情報を集めたりする仕事もあります。
報酬単価は、1件のデータ入力で数十〜数百円です。
かなりの数をこなせば、副業として月数千〜数万円ほど稼げる可能性があります。
ショートカットキーを使えたり、タイピングが速かったりなどパソコンの作業に慣れているなら、データ入力は簡単にこなせるでしょう。
文字起こし・テープ起こし
文字起こし・テープ起こしは、インタビューの録音や動画を綺麗に文字に起こす仕事です。
報酬は1本数百円から、高くても数千円程度です。
文字起こしは、すべて正確に書き起こすだけの仕事と、文章を分かりやすく整えて書き起こすものがあります。
後者の場合は多少のライティング能力が必要になりますが、報酬は1件あたり数千円程度と大きくなります。
後者の仕事を受けて、稼ぎながらライティング能力を向上させるのもよいでしょう。
Webライティング
Webライティングは、簡単にいうとブログやコラムなどの記事を作る仕事です。
文章を書くこと自体は誰でもできますし、報酬を上げられる余地が大きいので初心者におすすめです。
クラウドソーシングでは文字単価で発注されるケースが多く、1文字0.5~2円程度の報酬が相場となっています。
初心者であれば、1文字0.5円ほどが目安です。
1文字0.5円だと、5,000文字書いて報酬は2,500円となります。
この場合、月50,000円を稼ぐには月20記事を作らなければいけないので、本業がある方は疲弊してしまうかもしれません。
しかし、経験と実績を積んで文字単価を上げていけば、楽に稼げるようになります。
例えば、文字単価が1文字2円になれば、1記事5,000文字の仕事だと10,000円を受け取れるので、月50,000円を稼ぐには月5記事で済むのです。
おおよそ1週間に1記事作るだけなので、本業があっても決して無理のない範囲でしょう。
もっと文字単価を上げたり、記事の執筆本数を増やしたりすれば、Webライティングだけで独立することも可能です。
現に私は元々Webライターとして独立して生活をしています。
また、Webライティングのスキルを得られれば、汎用性が非常に高いのも魅力です。
分かりやすい文章が作れれば、メディアの記事だけでなく、動画の台本を作る仕事にもつなげられます。
さらに、チャットでのコミュニケーションが円滑になり、効率よく仕事を進められるようにもなるのです。
稼げるだけではない多くのメリットが、Webライティングにはあります。
動画編集
動画編集は、YouTubeやTikTok、企業のPR動画や結婚式のムービーなどあらゆる動画を作る仕事です。
特に現在はYouTubeやTikTokなど動画を見る人が多いので、予算を割いて動画を作りたい企業が増えています。
よって、動画編集は非常に需要の大きい分野であり、初心者でも獲得できる案件が豊富にあります。
ただし、動画編集をするには、編集ソフトの使い方をある程度勉強しなければいけません。
動画や講座を活用して編集技術を学び、ポートフォリオの動画を自分で作ってから、動画編集の仕事に応募するとよいでしょう。
報酬の目安は、動画1本あたり数千~数万円程度です。
業務効率と1動画あたりの報酬を上げていけば、動画編集者として独立するのも現実的です。
仮に1本10,000円の動画を月20本受注できるようになれば、月収20万円に届きます。
クラウドソーシングの注意点
これからクラウドソーシングを使っていく人は、以下の2点には注意してください。
・勤務先の就業規則を確認する
・年間20万円以上稼いだら確定申告する
本業に支障が出たり、余計な税金を支払ったりしないためにも、それぞれ詳しく説明します。
勤務先の就業規則を確認する
クラウドソーシングを使って副業する人は、あらかじめ勤務先の就業規則を確認して副業をしても問題ないかチェックしましょう。
副業が認められていれば、気兼ねなくクラウドソーシングを使って仕事をすることができます。
申請などの条件が必要な場合は、あらかじめ対応して許可をもらっておくようにしましょう。
もし副業NGと明記されていたら、本業への悪影響を考えるとおすすめすることはできません。
しかし、法律上では副業は禁止されておらず、厚生労働省も以下のように副業を認めています。
第67条 労働者は、勤務時間外において、他の会社等の業務に従事することができる。
参照:厚生労働省「モデル就業規則」
そのため会社が禁止していても、副業をすることは問題ありません。
とはいえ、黙って副業をしていると、上司や同僚などからの心象が悪くなってしまう可能性があるので、副業のことは一切話さないようにしてください。
また、クラウドソーシングサイト上のアカウントやSNSなどにも、本人と分かる情報を掲載するのは避けましょう。
加えて、クラウドソーシングで稼いだお金が年間20万円以上になって、確定申告が必要となった場合は、住民税の納税方法を必ず普通徴収にしてください。
詳細は次の見出しで解説します。
年間20万円以上稼いだら確定申告する
クラウドソーシングで年間20万円以上稼いだら、確定申告をしましょう。
なお、収入から必要経費を引いた所得が20万円以上になった場合です。
例えば、クラウドソーシングで月30,000円稼げるようになって、収入が年間36万円になったとしましょう。
この場合で、必要経費が年間60,000円だったとしたら、年間の所得は30万円になるので確定申告が必要です。
もし経費が年間16万円を超えれば、所得が20万円を下回るので確定申告は不要になります。
必要経費に該当するのはクラウドソーシングで仕事をするために必要な費用で、以下のようなものが挙げられます。
・家賃:店舗や事務所の家賃や礼金など
・水道光熱費:店舗や事務所の水道代やガス代など
・交通費:取引先への移動にかかる費用など
・通信費:仕事に必要なインターネット回線料やスマホ料金など
・接待交際費:取引先との飲食代など
なお、店舗や事務所などがなく、自宅をプライベートと仕事の両方で利用している場合は、仕事で利用している部分のみを按分して経費に計上することが可能です。
また、副業でクラウドソーシングに取り組んでいて、会社にバレたくない人は、確定申告時の住民税の納税方法に注意してください。
具体的には、住民税の納税方法を普通徴収に指定しましょう。
普通徴収に指定しないと、クラウドソーシングで稼いだ分も含めた住民税額が会社に伝わってしまいます。
すると、会社内で計算している住民税額と差が発生してしまうため、副業をしていることがバレてしまうのです。
しかし、住民税の納税方法を普通徴収にすれば、クラウドソーシングで稼いだことで増えた住民税は自分で納めるので、会社には伝わらずに済みます。
安心して副業するためにも、確定申告をするときは住民税の納税方法を普通徴収にしてください。
クラウドソーシングサイトに関するよくある質問
クラウドソーシングサイトに関するよくある質問を紹介します。
細かなところも理解したうえでクラウドソーシングでの仕事を始められるように、ぜひ参考にしてください。
クラウドソーシングの利用でインボイス登録は必要?
クラウドソーシングの利用には、必ずしもインボイス登録は必要ありません。
とはいえ、インボイス登録をしている人としていない人がいたときに、発注者はインボイス登録をしている人に仕事を依頼する可能性が高いです。
インボイス登録をしている人に依頼すれば、発注者側にとっては消費税が余計にかからなくて済むためです。
少しでも仕事を獲得できる可能性を上げるためにも、インボイス登録をしておくとよいでしょう。
学生でもクラウドソーシングは使える?
基本的に18歳以上であれば、学生でもクラウドソーシングは使えます。
一部のサイトでは18歳未満でも利用できますが、保護者の同意が必要です。
クラウドソーシング上の仕事のなかには、学生向けのものもあります。
そのような仕事にたくさん応募して、学生ということを大いに武器にしましょう。
クラウドソーシングで案件を受注するのに有利な資格はある?
応募条件に資格が求められていない限り、必ずしも有利に働く資格は基本的にありません。
むしろ経歴や実績が十分にあるかのほうが重要視されます。
とはいえ、資格があるに越したことはないのも事実です。
例えば、お金に関するテーマの仕事に応募する場合、簿記の資格を持っていれば1つのアピール要素にできます。
自分がこれから受けていきたい仕事が明確に決まっていて、その応募条件によく挙げられる資格があれば、取得を目指してもよいでしょう。
ただし、資格取得よりも、魅力的な応募文の作成や実績作りのほうが優先度は高いです。
クラウドソーシングの仕事はスマホでできる?
クラウドソーシングの一部の仕事は、スマホでできます。
例えば、アンケート回答やデータ入力はスマホでも問題ないでしょう。
しかし、Webライティングやデザインなどは基本的にパソコンがないと、あまり仕事が進みません。
本格的にクラウドソーシングで稼いでいきたいなら、パソコンを使ったほうがよいです。
クラウドソーシング以外で仕事を受ける方法はある?
クラウドソーシング以外で仕事を受ける方法は多くあり、フリーランスエージェントや直接営業などがあります。
フリーランスエージェントは、個人と企業の間に立って案件の紹介や営業、契約のサポートを行ってくれます。
ただし、フリーランスエージェントはエンジニアやデザイナーなどIT系の職種を対象としていることがほとんどです。
また、直接営業で仕事を受けられれば、クラウドソーシングの手数料がかからずに稼げるので、効率よく収入を増やせます。
直接営業の例を挙げると、企業の公式サイトの問い合わせや仕事の募集ページから応募文を送ったり、SNS上の仕事募集の投稿からDMを送ったりなどです。
クラウドソーシング上の仕事よりも高い相場のものが多いですが、相応の実績とスキルが求められます。
また、契約書や請求書の作成・手続きや入金管理などの事務作業が発生します。
まずはクラウドソーシングで仕事の流れをつかんでから、直接営業をしていくと安心です。
まとめ
本記事ではおすすめのクラウドソーシングサイトや、初心者でもクラウドソーシングで稼ぐコツを紹介しました。
クラウドソーシングで本当に十分な収入を得られるのか疑問に思っている方もいるでしょう。
しかし、稼ぐコツや稼げない人の特徴を知って行動すれば、収入を増やすことは問題なくできます。
これから副業したり、独立したりしたい人の第一歩として、クラウドソーシングは非常に適しています。
とはいえ、クラウドソーシングは相場より低い報酬の仕事が多く、高収入を継続して得るのは難しいです。
あくまで実績作りとスキル獲得のために使い、本業での昇給を目指したり、直接案件を受注したりしたほうが一気に収入を増やせるでしょう。
そのためにも、まずは本記事で紹介したクラウドソーシングサイトを活用して、スムーズに実績作りとスキル獲得を進めてみてください。